Xデー④得たものと進まなかったこと──壊れた夫婦の交渉

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夫の裏切り

夫との話し合いのあと、私は部屋にこもり、ベッドの上でうずくまり、しばらく放心状態でした。

それほどまでに精神的に消耗していたのです。

しかし、私はすぐに気を取り直しました。

「今の話し合いで、何ができて、何ができなかったのか」──必死で頭の中を整理し始めました


【できたこと】

  • 示談書にサインをさせた
  • 慰謝料は払うと口にした(※詳細はまた別の記事で書きます)

【できなかったこと】

  • 不貞を認めさせること
  • 年金分割の合意書へのサイン
  • 年金分割の委任状へのサイン
  • 離婚届へのサイン
  • 女への連絡、夫の携帯にある女の連絡先の削除
  • 年金分割の協力と今後浮気をしない誓約書へのサイン

こうして並べると──

「できなかったこと」のほうが圧倒的に多く、悔しさが込み上げてきます。

やはり、夫は一筋縄ではいきませんでした。

それでも。

女へ連絡をしないかわり示談書にサインをさせた”──これは大きな成果です。

あの状況なら、全否定されて何一つ進まなかった可能性もあったのです。

それでも前に進めたのは、相手女性の情報がこちらにあるという「強み」があったから。

探偵に依頼して調査しておいたことは、本当に正解でした。

本人は「こんなもん読んでいない!」と突っぱねていますが、

示談書にサインをしたという事実があれば、それで十分。

いざというとき、法的にもこちらが優位に立てます。


逆に、「できなかったこと」で一番大きいのは──

年金分割の合意書と委任状にサインをもらえなかったこと。

あの場では、年金の話にまでたどり着くことができませんでした。

でも、これは絶対に必要です。

離婚後の生活を支える、大切な基盤だから。

私は意を決し、翌日、もう一度夫に話をする決意を固めました。

▶ 前回の記事をまだ読んでいない方はこちら → 【後半】Xデー③ 飛び交う怒号──夫婦が壊れた日

▶ 続きはこちら →Xデー⑤ 年金分割サインを引き出すための作戦

※これまでの夫の裏切りの経緯は、裏切りの年表で時系列で確認できます。

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