今回のXデーで明らかになったこと、そして結果として得たものは次の通りです。
- 夫は自分の行動を「悪いことではない」と言い張り、私の調べたことに強く反発した。
- 相手の女性たちとの関係については「相談されただけ」「部屋に行っただけ」「覚えていない」と言い訳し、不貞行為を否定した。
- その一方で、私が傷ついたことは認め、相手女性に連絡されたくないため、慰謝料を支払うと口約束をした。
- これまでの償いとして夫の毎月の自由に使えるお金の減額に同意し、身の回りのことは自分でやると言った。
- 「行動を調べられるのは気持ち悪いから家を出ていく」と言いながらも、結局今も出ていってはいない。
- 示談書には「連絡しない」「会わない」とサインをしたが、おそらく口だけ。
- 年金分割の合意書にはサインをもらった。ただし効力を持たせるには、年金事務所に夫の同伴が必要。
私自身の感情としては、「相手女性に言えなかったこと」への怒りがまだ残っています。
きっと夫は今も変わらず女性と関係を続けているでしょう。証拠をつかまれないように、さらにガードを固めているのです。
そして何より、あれだけ証拠を突きつけてもなお、夫が認めなかったことが本当に悲しく、失望しました。
このXデーの出来事が、夫の人間性を疑う決定打になったのです。
ただ、慰謝料など金銭面については希望通りに進められたことが、せめてもの救いでした。
数ヶ月間、心も体も壊れながら調査を続け、やっとたどり着いたXデー。
本当に苦しく、これまでの人生で最もつらい期間だったかもしれません。
「この人が運命の人だ」と信じ、一緒に未来を築こうとして結婚しました。
一番信頼し、尊敬できる部分もあった夫。
その夫から裏切られ続けていたことを知った苦しみは果てしなく、まさに地獄でした。
信頼関係は完全に崩れ落ちました。
これまで何度もチャンスを与えてきたけれど、夫は自覚せず、変わることもなかった。
私はもう諦め、この夫を見捨てて自分の道を歩むことを決意しました。
──これで「Xデー」シリーズは完結です。
※次回からは「その後」の出来事をお話ししていきます。
▶ 前回の記事をまだ読んでいない方はこちら →Xデー⑩「慰謝料」のこと
▶ 続きはこちら →Xデーその後:夫との距離のとり方と家庭内別居の始まり
※これまでの夫の裏切りの経緯は、裏切りの年表で時系列で確認できます。



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