夫の裏切りが発覚して調査をしていたあの頃、
私は今までに感じたことのないほどの精神的ストレスに襲われ、うつ病になりました。
初めて心療内科のドアを開けた日。
涙をこらえきれず、医師にこれまでの出来事と気持ちを話しました。
👉️その時の様子はこちらです 不倫調査⑪〜心療内科のドアを開けるまで〜
体重は約10キロ落ち、職場の仲間からも「大丈夫?」と心配されるほど食欲がありませんでした。
そのときの私の症状は、まさに「心が壊れていく」ようなものでした。
- 眠れない
- 悪い方向へ想像してしまう
- 感情を感じない
- 体がだるい、倦怠感
- 食欲がない
- 自信喪失、自己評価の低下
- 今まで楽しめたことができなくなった
- 人と会うのがしんどい、避けてしまう
- 涙が出てくることが増えた
しばらくは、うつ病の薬と睡眠導入剤のお世話になりました。
Xデーを終え、納得のいく結果ではなかったものの、
夫に言いたいことを伝えたこと、
そしてもう調査を続ける必要がなくなったことで、
心が少し軽くなったのを感じました。
あれから7ヶ月。
今では薬に頼らず、日常生活を送れるようになりました。
食欲も戻り、体重もだいぶ戻ってきています。
それでも、まだ心が不安定な時もあります。
まだ人と会うのがしんどかったり、以前は楽しめたものが楽しめないこともあります。
傷はとても深く、簡単には治らないでしょう。
さらに「夫との同居」が続いている今の状況も、
その回復を難しくしている要因のひとつかもしれません。
将来の不安もありますし。
きっと、夫と離れて別々の生活を送り、生活基盤ができたとき、
初めて本当の意味で心の安定に向かっていくのだと思います。
過去ではなく、未来に目を向ける。
そう思うことで、今をなんとか前に進めています。
夫や相手女性への憎しみ、恨みは、まだ心の奥に沈むどころか、今も表面に浮かんでいます。
思い出しては苦しくなり、涙が出る日もまだ多くあります。
それでも、いつかこの痛みが少しずつ静まっていくことを信じたいと思っています。
過去は変えられないけれど、未来は自分で作るもの。
「夫と離れて、明るい未来が来るのを想像する」
そう思えるようになったことが、私にとって大きな一歩でした。
そして今は、その一歩を信じて、前を向こうとしています。
次回はそう思えるようになったきっかけの話をしたいと思います。
▶ 前回の記事をまだ読んでいない方はこちら →Xデーその後:夫との距離のとり方と家庭内別居の始まり
▶ 続きはこちら →Xデーその後:私の人生はこれから
※これまでの夫の裏切りの経緯は、裏切りの年表で時系列で確認できます。



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