私が夫を調査している中で、ひとつ大きな驚きがありました。
それは、夫が「性」に対して、私の想像をはるかに超えるほど貪欲だったということです。
私が知っていた夫は、むしろ淡白なタイプでした。
夫婦生活もずっと前から途絶えていて、数年前にそんな話をしたとき、夫はこう言ったのです。
「もう、そういうのはいいかなって。なんか面倒くさくなってきた。」
――その言葉は、”他の女とそういう関係があった”という、ある種の告白に聞こえましたが。
それなのに、今回の調査で明らかになった夫の行動は、信じられないものでした。
- 出張の際には、コンドームやED治療薬を持参。特に海外出張では、複数回使用した形跡も。
- 出張先でデリヘルを利用。
- 「男性リラクゼーション」と称するグレーゾーンの店舗に出入り(看板もないアパートの一室で、女の影と勘違いするほどでした)。
- 私が外出するとすぐに、スマホでアダルト動画を視聴し、自慰行為。
- 毎朝、シャワー前に自慰行為をする習慣。
- 車の中でも、時間があればスマホでアダルト動画。
- 会社の知人からもらっていたED治療薬が切れると、わざわざクリニックに通って処方を受けていた。
……これが、私の知らなかった夫の姿でした。
まさか、ここまでとは思いもしませんでした。
私の推測ですが、かつては「もう無理だ」とあきらめていた性の部分が、ED治療薬の効果を実感したことで自信を取り戻してしまったのではないかと。
それが、今のような過剰な行動に拍車をかけているのだと思います。
夫自身にとっては、きっと仕事のストレスの“はけ口”なのでしょう。
それとも、いつまでもその「現役」を続けるための治療の一環としてこんな行動をしているのでしょうか。
でも、私にとっては――それはただの“異常な行動”にしか見えません。
気持ち悪いとさえ思ってしまう自分がいて、もう夫の側に居ることすら拒否反応が出てしまうのです。
このまま放っておいたら、いずれ法を犯すようなことまでするのでは……そんな不安さえ感じています。
本来なら、夫婦の関係を取り戻すために使われるはずのED治療薬。
けれど、夫の場合はただの女遊びや不倫の道具として使っていました。
こういう人、意外とたくさんいるのかもしれませんね。
本音を言えば――
妻帯者への処方には、「妻の承諾書」が必要になればいいのにと思ってしまいます。
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