生活費において、離婚(別居)準備としてまず私がしたことは、
固定費の引き落としを夫の給与口座に集約することでした。
結婚してからずっと、家計の管理は私が担っており、夫の給与口座の管理もすべて任されていました。
これまでの家計の流れとしては、
ネットバンキングで夫の給与口座から私の口座へ生活費を振り込み、そこからやりくりをしていました。
夫にはキャッシュカードを渡し、自分の分のお金は自分で下ろして使ってもらっていましたが、
予定外に多めに引き出されることがあり、その後のカード引き落としや管理費の支払いで残高不足になる可能性がありました。
そのため、光熱費やネット代などの引き落としは、なるべく私のクレジットカードや口座から行ってきました。
しかし今回、私が家を出る前に、夫が先に家を出ていく可能性も考える必要があり、早急に生活費の見直しをすることにしました。
今のままだと、別居後も
駐車場代・光熱費・インターネット(固定電話)代・新聞代などの固定費が、
私の口座やクレジットカードから引き落とされ続けてしまいます。
固定資産税も納付書払いにしていたため、夫が家を出た場合、私が支払わざるを得ない状況になる可能性もありました。
私が出ていく場合でも、夫が出ていく場合でも、
これらの費用は夫の給与口座から引き落とす形にするのが、私にとって一番得策だと判断しました。
その一方で、
私自身の携帯代、自分のサブスク、自分の車のガソリン代、私の医療保険などは、これまで通り私の口座からの引き落としに残しました。
別居した後の生活を具体的に想像しながら、ひとつずつ振り分けていきました。
引き落とし口座変更の申込用紙を請求したり、名義を私から夫に変更したりと、多少の手間はかかりましたが、
すべての変更が終わったとき、とても気持ちがすっきりしました。
「これで、いつ夫と生活が別になっても大丈夫」
そう思える安心感が生まれました。
ちなみに、私の国保税も世帯主(夫)課税のため、夫の口座からの引き落としにしています。
(※住民票を別住所に移した場合は、私自身の支払いになります)
また、夫が自分で管理するようになった際に残高不足が起きないよう、
固定資産税は前納一括引き落としではなく、期別払いの口座振替にしました。
(これまでは管理が面倒だったため、納付書で一括で支払っていました)
話し合いの後は、キャッシュカードを私が管理し、
夫が使うお金は夫の別口座に振り込む形にしています。
そのため現在は口座の残高不足を心配することはありません。
その後、夫は銀行印を持ち出し、現在も私には返していません。
印鑑が手元にないため、口座引き落としの変更などを行うことはできなくなっています。
だからこそ、印鑑を持ち出される前に、
固定費などの引き落としを夫の給与口座に集約しておいて、
本当によかったと思っています。
▶ 前回の記事をまだ読んでいない方はこちら →『離婚→別居』から『別居→離婚』へ:考えが変わった理由
※これまでの夫の裏切りの経緯は、裏切りの年表で時系列で確認できます。


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