結婚は、夫のたっての希望で、夫の両親と祖父母との同居から始まりました。
当然ながら、同居生活は気を使うことばかりで、日々ストレスが溜まっていきました。
夫に不満をぶつけても、返ってくるのはいつも
「まあ、仲良くやってくれよ」
そのひと言だけ。
家の設備のことで相談しても、
「おやじに聞いてくれ」
と丸投げ。結婚しても、夫はいつまでも「息子」のままでした。
子供が生まれ、夜泣きが始まると、夫は
「うるさい!勘弁してくれ!明日仕事なんだぞ!」
と怒鳴りつけ、
義理母からは、
「昨日、泣いていたね」
と、遠回しに責められる。
私は、夜泣きを止めようと必死でした。
そんなある朝。
夫が身支度しているとき、テーブルに置かれた携帯にメールの通知が届きました。
ふと目に入り、「誰からだろう」と気になって、そっと開いてしまったんです。
そこにはーー
「私のほうは金曜日、大丈夫!」
そんな文面が。
・・・え?
金曜日大丈夫って・・・なにが?
その瞬間、心臓がバクバクして、手が震えました。
前後のやり取りまで読んだかは覚えていません。でも、その時の衝撃は、今もはっきり覚えています。
その後、夫の財布をこっそり覗いてみたらーー
中から出てきたのは、コンドームとラブホテルのカード。
私は確信しました。「これはもう、浮気している」
黙っていられず、夫を問い詰めました。
でも、夫の返事はこうです。
「メールは、飲み屋のお姉ちゃんからのだって。よく来るよ、そんなの」
「コンドームは持っているだけだし、ラブホのカードは会社のやつからもらったんだよ」
・・・そんなの、誰が信じますか?
嘘だとすぐわかる、薄っぺらな言い訳ばかり。
問い詰めても浮気じゃないと言い張るだけ。
それどころか、逆ギレして
「勝手に携帯見るな!財布も漁るな!」
と怒鳴る始末。
私はそれ以上言い返せず、気持ちを押し殺して過ごしました。
それからも、
差出人不明の手紙が届いたり、
車の助手席に見知らぬ女性用のマフラーが置いかれていたりーー
浮気の影は、ずっとありました。
そして、今回ようやく証拠を掴んで話し合いをしたとき。
「あのとき、浮気していたよね?」
そう聞くと、夫は投げやりに、
「あーー!そうだね。(浮気)してたわ!」
と。
私が、夫の親の食事を用意していたときも。
赤ちゃんを抱えて寝不足で必死だったときも。
あの人は、他の女と楽しく浮気をしていた。
私をなんだと思っていたのか。
ーー絶対許さない。
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