違約金1000万円

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夫の裏切り

夫の日本への継続的な”カラ出張”が明らかになり、

私はショックで数日寝込んでしまいました。

その間、夫が夕飯や子どもたちのお弁当を作っていたと思います。

当時の私は、もう何もかもが嫌になっていました。

子どものことも、家のことも、すべて私が引き受けてきたのにーー

ずっと、騙されていたんですから。

でも、

子どもたちのために、そんなふうに寝込んでばかりもいられません。

気力を振り絞り、なんとか起き上がって

日常を取り戻そうとしました。

そして私は、ひとつのケジメとして

夫に誓約書にサインをさせました。

もう二度と浮気はしません。

もし、浮気をしたら、

妻こはるに1000万円支払うことを約束します。

1000万円ーー

それは「絶対浮気は許さない」という、私の強い意志の表れでした。

夫は、この契約書にサインをしました。

特に拒否する様子もなく、淡々と。

たぶん、

「どうせそんな日なんて来ない。これはパフォーマンスだ」

くらいに思っていたのでしょう。

数年後、

浮気の話題になったとき、

私が冗談交じりに言いました。

「浮気は許さないよ。だって、違約金1000万だからね?」

すると夫は、笑いながら言ったのです。

「あれ、もう時効だろ?」

・・・このひと言に、私は心底あきれました。

反省のかけらもなく、自分中心の考え方。

その言葉を口にしている時も、夫は裏で浮気を続けていたのです。

”時効”という言葉で、なかったことにしようとする姿勢ーー

それが、夫の本質でした。

そして今回、夫の浮気が発覚。

この誓約書が、非常に重要な意味を持つことになるわけです。

ですが私は、その誓約書に関して、

大きな失敗をしてしまったのです。

その話は、また後日に。

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