【後半】Xデー③ 飛び交う怒号──夫婦が壊れた日

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夫の裏切り

夫は竹原について、こう言いました。

「家の相談に乗っていただけ。相手の旦那もそのことは知っている。日帰り旅行じゃない、デートだ!」

意味の分からない言い訳です。

家の相談なんてしてないことは証拠から分かっています。

私は問い詰めます。

「常識では考えられないほど頻繁に会っていたでしょう。毎月有給取って遠くに二人で出かけているの、それも相手の旦那さんは知っているの?」

夫は目をそらし、

「まあ、そこまでは知らない」とだけ答えました。


竹原のイニシャル入りの指輪を見せると、夫は逆ギレ

「勝手に俺の財布から取ったのか!そんな名前入っていない!」怒鳴り

私が確認する為に指輪を見ていると、ガッ!私の手からその指輪を奪い取りました


週末の女の部屋に行っていたことは認めました


しかし──
「なんにもしていない」と、不貞だけは頑なに否定

その日のED薬の減りについても、

「風俗で使ったかもしれないだろ」と言い放ちます。

その日の行動は全てこちらで分かっているのに。

別の女との写真を見せ、

「この女と待ち合わせてどこに行ったの?」と問えば、

『忘れた』──苦し紛れに吐き出した、逃げのひと言


「この女たちに伝えて、謝ってもらいます」

そう言うと、夫は激しく拒否しました。

「それは絶対にするな!やめろ!

そんなことをしたら、俺は仕事を辞めないといけなくなる。それでもいいのか?

俺の給料がなくなるんだぞ!」と脅すようなことまで言いました。


他いろんな会話が飛び交いましたが、

最終的に、シナリオどおりには話せませんでした。

言いたいことも全部は言えず、誓約書を見せることさえもできず、女たちへの連絡も拒否されました。

しまいには、

「お前には迷惑かけてないだろ!俺の好きにさせてくれよ!」という始末。


なんとか女二人の示談書にはサインをさせましたが、

それはなぐり書き。内容も読まずに。

「これはもう連絡もしない、会わないっていう約束だからね」

と私が言っても、

「それはわからん」と返され、すべてがめちゃくちゃ

離婚届にサインを求めても、

あまりの興奮状態でまともに書けないと判断したのか

「その時にサインしてやるわ」と拒否。


少し落ち着いた夫は、ため息まじりにこう言いました。

「この調査のお金、家のお金で払ったんだよね…」

「これから俺は、後ろを見ながら運転しなくちゃいけないのか」

全く反省の色など一切ありません

それどころか、探偵に調査を依頼した私を責める態度を取り続けました。


こんなにも、夫が自分の非を認めないなんて思ってもいませんでした。

竹原の件に関しては、

「お前とは見解の違いがあったってこと」言い切る始末

私の手から竹原との指輪を奪ったくせに、最後まで頑として認めようとしない夫。

”申し訳なかった。ここまでお前が傷つくとは思わなかった。お前とは離婚したくない。許してくれ──”

そんな言葉を少しは期待していた私が馬鹿でした


私はこのとき、強く決意しました。

もう、この人とは夫婦でいることはできない。

こんな自分勝手で、相手の気持ちを想像できない人。

すべてを自分中心でしか考えられない人。

人としてあり得ない考え方をする人は、

私のこれからの人生には、いらない。

──はっきりと、そう思いました。

※これまでの夫の裏切りの経緯は、裏切りの年表で時系列で確認できます。

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