Xデー⑦その場しのぎにすぎなかった夫のサイン

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夫の裏切り

今回の夫との会話の中で、気づいたことがありました。

年金分割の合意書にサインを求めたときに、夫はこう言い放ちました。

夫

またサインをしたら、また書類を出してきて、

あれも言った、これも言ったって言うんだろ!

なんでもがんじがらめにして、俺はどう生きていけばいいんだ!

この言葉で私は、あの日のことを思い出しました。

夫は、示談書や離婚届サインをすることに、ものすごい拒否感を示していました。

Xデーのあの日、私は過去の誓約書を見せながら問いかけました。

「あなたはこの誓約書にサインをしたよね?

この “妻の定期的な監査を受け入れ、それに反した場合は妻の判断に従い、制裁を受けることを承諾する” という言葉にサインしたってことは、制裁を受けても拒否できないってことだよね?」

私にとっては、サインをするということは「覚悟の証」でした。

だからそう問いかけたのです。

多分、夫はそのことを言ってるんだと思います。

夫のその言葉で、あの書かれたサインは夫にとってはその場を収めるため」だけのものだったのだと、はっきりわかりました。

あの誓約書も、違約金1,000万円のサインも──。

夫には何一つ覚悟のないただの紙切れでしかなかったのだと。

だからきっと、今回の示談書に書かれた

「相手女性と連絡・接触をした場合は違約金が発生する」という文言も、

サインはしたけれど守るつもりはないのでしょう。

相手女性に対しては何もしていないのだから、そのままの関係を続けることは可能ですから。

法的には意味がある。裁判になれば証拠になる。

けれど、夫の中ではただの紙

たとえ探偵に再び依頼して証拠を取り弁護士を通して違約金を請求できたとしても、

その額は数十万円程度

元は取れない。

なにより、私はもう、あの地獄のような時間を繰り返す気力が残っていないのです。

だから、夫の行動を制限することは諦めました。

その代わり、夫からの生活費を少しでも多く貯め、自分の将来のために準備を進めていこうと決めました。

▶ 前回の記事をまだ読んでいない方はこちら →Xデー⑥年金分割をめぐる夫婦の攻防

▶ 続きはこちら →Xデー⑧母との電話のあとにあふれた涙

※これまでの夫の裏切りの経緯は、裏切りの年表で時系列で確認できます。

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