夫の浮気を疑い始めた私は、少しずつ身辺調査を始めました。
調べれば調べるほど怪しい行動が見つかり、どうにかして証拠をつかもうと必死でした。
でも、焦るあまりに失敗したこと、やらなければよかったと後悔したことがいくつかあります。
この記事では、私が実際に後悔したこと3つを紹介します。
同じように調査を考えている方の参考になれば幸いです。
証拠が不十分なのに問い詰めたこと
野球のチケットを見つけたあと、夫に我慢できなくて問い詰めました。
↓野球のチケットを見つけた時の話はこちらです。
「あなた、この前バーベキュー行ってないでしょ?野球に行ってたでしょ?」
夫は怒ったように言いました。
「嘘はついてない!バーベキューに行ったんだ。野球なんて行ってない!それともテレビに映ってたのでもいうのか?」
そう言って断固否定。
私は、チケットを見つけた事は言わないほうがいいと思って、そのことは黙っていました。
なぜなら、証拠の出どころを明かすと、今後ゴミ箱に証拠を捨てなくなるかもしれないと考えたからです。
結局、夫は真実を語ることなく、「疑われた経験」から用心深くなってしまいました。
言い逃れできないほどの証拠がないうちは、問い詰めてはいけない。
そう痛感した出来事でした。
疑われそうなことを指摘してしまったこと
ある日、夫がラブホテルの部屋のような匂いをぷんぷんさせて帰宅しました。
その日のED薬の使用もわかっていたので、悔しくてたまらなかった私は、キッチンで夫の隣に立ったとき、つい言ってしまったんです。
「今日なんか香水きつくない?ちょっとくさいよ!」
夫は何も言わず、無言でした。
それ以来、夫はラブホテルに行かなくなってしまったのです。
一度、ED薬を服用後女と一緒に車で3時間ほど姿を消した事はありましたが、
帰宅後の服や下着の匂いはきれいに消してありました。
これは大きな後悔でした。
というのも、浮気の証拠として「ラブホテルの出入りを写真で撮る」ことが最も有効だと言われているからです。
それなのに、こちらから「疑っている」と気づかせてしまったことで、
警戒され、女の自宅への出入りだけになってしまいました。
そのため、証拠を押さえるには複数回撮影しなければならず、探偵費用もかさみました。
我慢して黙っていれば、もっと早く、はっきりした証拠が取れていたかもしれない。
これは今でも悔やんでいることのひとつです。
日記をスマホで書いてしまったこと
調査期間中、私は夫の行動を毎日メモしていました。
何時に起きたか、どこに出かけたか、何時に帰ってきたか。
家で食事をしたか、飲みにいったのか。帰宅時の様子や匂いまで、細かく記録していました。
しかしその日記を、スマホのメモアプリに書いてしまっていたんです。
後になって調べると、調停や裁判などで証拠として提出する場合は、紙に書いたもののほうが効力があると知りました。
スマホのメモは書き直しや削除の跡が残らないため、「改ざんされた」と主張される可能性があるそうです。
紙に書くリスクもあります。
見つかったら大変なので、夫にバレないように隠す場所を確保しなければなりません。
でも、もしも将来的に法的な場で証拠として提出することになったら、紙の日記のほうが強かったーー
このメモが使われなくてもいいことを祈るばかりです。
終わりに
この3つが、私が浮気調査をする中で”「やらなければよかった」と後悔したこと”です。
夫の行動が怪しいと感じたとき、焦って行動してしまいたくなりますよね。
でも、感情に任せた言動が、かえって証拠をつかむチャンスをのがすこともあります。
これから調査をしようとしている方にとって、少しでも参考になれば幸いです。
コメント