離婚後の年金生活において、もう一つの収入の柱として私が考えているのが
「配当金収入」です。
配当金とは、株式を購入することで企業が年に1〜2回、利益の一部を株主に還元してくれるものです。
以前は、この配当金を得るためには「1単元(100株)」を購入する必要がありました。
銘柄にもよりますが、一般的に数十万円の資金が必要になります。
ひとつの企業に一度にそれだけの金額を投資するのは、なかなか勇気がいることです。
そのため、私にとって「配当金生活」は一部のお金持ちがするもの、というイメージがありました。
しかし現在は「単元未満株」といって、1株から購入できる仕組みが広がっています。
1株でも保有していれば、その株数に応じて配当金を受け取ることができます。
例えば
「日本たばこ産業」の株は、現在1株5,829円(2026年4月時点)です。
この株を1株保有していると、年間242円の配当金を受け取ることができます(特定口座の場合は約20%の税金がかかります)。
以前であれば、配当金を得るためには100株、つまり約58万円が必要でした。
それが今では、約5,800円から始めることができるのです。
証券口座もネットで開設でき、株の購入もスマートフォン一つで完結します。
金額も少額から始められるため、以前よりもずっと身近なものになりました。
5年程前、私はつみたてNISAで投資に慣れた頃に、この単元未満株を少しずつ始めていました。
その頃は「老後のおこづかいになればいいな」程度の気持ちでしたが、今は離婚後の生活を見据え、生活費を補うための大切な収入源のひとつとして考えるようになりました。
今、私はこれらの高配当株を、新NISAの成長投資枠で購入しています。
配当金にかかる税金が非課税になるため、効率よく収入を増やすことができるからです。
※NISAには投資枠に上限があるため、すべてを非課税で運用できるわけではありません。
ただし、投資信託とは違い、高配当株投資には大きなリスクもあります。
購入した企業が突然倒産する可能性もありますし、そこまでいかなくても業績が悪化すれば、株価が下がり、配当金が減ったり無くなったりすることもあります。
数ある企業の中から、業績が安定し、さらに成長していく銘柄を選ぶのは簡単ではありません。企業分析もしっかり行う必要があります。
株がどうなるか将来のことは誰にも分かりません。
だからこそ私は、一つの銘柄や業種に偏るのではなく、複数の業種に分散して少しずつ購入するようにしています。
個別株の銘柄選びはとても難しいため、投資初心者の方にはあまりおすすめできないとも感じています。
私もこの株を買っていのか?と不安は常にあります。
それでも私は、このリスクを理解したうえで高配当株投資を行っています。
また、高配当株は投資信託のように毎月積み立てるものではなく、タイミングを見て購入する投資です。
株価が下がったときにまとめて購入する、という考え方になります。
ただ、仕事をしていると日々の株価を細かくチェックするのは難しいものです。
私の場合は、平日の休みの日や仕事のお昼休みに株価を確認し、「少し安くなっているかな」と思ったタイミングで購入しています。
本来であれば、普段は資金を貯めておき、大きく下落したときにまとめて購入するのが理想なのですが、ついつい少しずつ買ってしまっています。
それでも「塵も積もれば山となる」です。
少しずつでも配当金を積み上げて、老後の年金にプラスできる収入にしていきたいと思っています。
今回で「離婚後の年金生活、不足分はどうする?」のシリーズは一旦ここで終わりにしたいと思います。
老後の生活に不安を感じる中で、私なりに考えた「資産収入」という選択。
これが正解かどうかは分かりませんが、これからも自分なりに考え、少しずつ行動していきたいと思います。
同じように悩んでいる方の、何かの参考になれば嬉しいです。
▶ 前回の記事をまだ読んでいない方はこちら →離婚後の年金生活、不足分はどうする?④ 証券会社と購入銘柄のリアル損益
※これまでの夫の裏切りの経緯は、裏切りの年表で時系列で確認できます。


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